猫は可愛らしさや癒しの効果から、多くの人々から人気を集めています。
特にブリティッシュショートヘアはその特徴的な外見と穏やかな性格から、猫を飼いたい人々の間で非常に人気のある種類です。
今回は、ブリティッシュショートヘアの魅力について詳しくお伝えしていきたいと思います。
ブリティッシュショートヘアの特徴や飼う上での注意点、かかりやすい病気など猫を飼いたい人にとって役立つ情報をお届けします。
ブリティッシュショートヘアが気になる方、初めて猫を飼う方にぜひ読んでいただきたい内容です。
ブリティッシュショートヘアの魅力
ブリティッシュショートヘアってどんな猫?
ブリティッシュショートヘアは、とても古い歴史を持つイギリス原産の猫種であり、その特徴的な外見と穏やかな性格で人気を集めています。
その名前の通り短くて密集した被毛が特徴であり、骨太で筋肉質な体格を持っています。
「不思議の国のアリス」に登場するチェシャ猫はブリティッシュショートヘアがモデルと言われています。
外見の特徴
ブリティッシュショートヘアの外見の特徴は、骨太でむっちりとした体型、大きくて丸い顔と目に小ぶりな耳と短めの鼻です。
ウィスカーパッドと呼ばれるヒゲが生えてる部分も丸くなっていてとても可愛らしいです。
適正体重であっても筋肉質としっかりとした骨格なのでむっちりして見えます。
ぬいぐるみのような愛らしい姿はとても魅力的です!
ブリティッシュショートヘア好きにとってはそこがたまらないポイントではないでしょうか。
体重は大体4㎏~8㎏とやや大きめで成猫になるまで3年~5年程かかると言われています。
被毛は非常に密度が高く、触り心地はなめらかな感触です。
幅広い色やパターンの被毛を持つことがあり、さまざまなバリエーションが存在します。
性格の特徴
ブリティッシュショートヘアの性格は、一般的に穏やかで落ち着いていると言われています。
無駄に鳴く事が少ないのでマンションなどにお住まいの方にはおすすめです。
静かな環境を好み、騒がしい環境が苦手な子が多いため小さなお子様がいる家庭には少し不向きかもしれません。
自立心が強いので、ほとんどのブリティッシュショートヘアは抱っこを好みません。
ですがスキンシップがNGな訳でも懐いていない訳ではありません。
もちろん猫の方からスキンシップを求めて来る事もあります。
構いすぎはストレスに繋がってしまいます。適度な距離を保って接するとブリティッシュショートヘアとのいい関係が築けると思います。
また、好奇心旺盛で知的な猫であり、遊びや学習能力も高いと言われています。
お留守番も得意とされているので一人暮らしや、仕事や外出で家をあける人にも比較的飼いやすい種類です。
毛色と目の色
ブリティッシュショートヘアのカラーといえば「ブリティッシュブルー」と言われる青みがかったグレーだと思いますが実は毛色、模様、目の色が種類豊富です。
毛の色
「ブルー」「ブラック」「ホワイト」「クリーム」
模様
「ソリッド」「バイカラー」「クラシックタビー」「マッカレルタビー」
「スポテッドタビー」「トーティ」「キャリコ」
目の色
「ブルー」「グリーン」「ヘーゼル」「イエロー」「ゴールド」「オレンジ」「カッパー」
毛色、模様、目の色が種類豊富ですが、毛の色と目の色の組み合わせはある程度決まっていて、
ホワイト系の毛色だと目の色がブルー系等薄いカラー、ブルーや茶色の濃い毛色だとオレンジ系の目の色になるようです。
種類豊富なところも魅力です。どんな子も可愛いですが、お気に入りのカラーの子だと更にかわいいですよね!
ブリティッシュショートヘアの魅力まとめ
ブリティッシュショートヘアの魅力は伝わりましたか?
やはり一番の魅力は愛らしいむっちり体型に大きくて丸い顔だと思います。
私はブリティッシュショートヘアと一緒に暮らしてから2年以上経ちますが毎日愛しくてたまりません。本当に飼ってよかったといつも思っています!
ブリティッシュショートヘアの魅力は見た目だけでなく、性格や飼いやすさなどにもあります。
どの猫種にするか迷っている人は一度、ブリティッシュショートヘアに会ってみる事をおすすめいたします!
ブリティッシュショートヘアの愛らしい見た目に魅了される事は間違いありません。
ぜひ、ブリティッシュショートヘアの魅力を堪能してください!
ブリティッシュショートヘアの注意点
ブリティッシュショートヘアの寿命は?
ブリティッシュショートヘアの平均的な寿命は14歳~17歳といわれています。
猫全体の平均寿命は14歳~15歳といわれているので比較的長生きな猫種です。
あくまで平均ですので、遺伝であったり生活環境によって寿命は変わってきます。
正しい知識を持って日頃から猫ちゃんの管理をして少しでも長く生きてもらいましょう!
ブリティッシュショートヘアは病気になりやすい?
ブリティッシュショートヘアは遺伝的にかかりやすい病気は少ないと言われています。
ですが太りやすい体質の為、食事の管理には気を付けなければなりません。
頑丈な骨格と筋肉質なので高たんぱく、高カロリーのフードを与える必要があります。
運動不足により肥満になる可能性、糖尿病のリスクが上がります。
日頃から食事の管理と運動不足には十分に気を付け、定期的に動物病院にて健康診断の受診をおすすめします。
ブリティッシュショートヘアのかかりやすい病気と対策
- 糖尿病
この病気は、血糖値の調節に関与するインスリンの働きの低下によって引き起こされます。症状としては、多飲・多尿、体重減少、食欲不振などが現れることがあります。
先天的な遺伝や、肥満、ストレスが原因となることが多いようです。適切な食事管理と運動をきちんとさせる事が大切です。 - 肥大型心筋症
心臓の筋肉が厚くなり、心機能が低下します。目に見える症状が現れにくく、呼吸の乱れ、麻痺、食欲不振、失神等の症状が現れることがあります。症状が出る頃にはかなり進行しているケースがほとんどなので早急に動物病院での受診が必要です。
原因はわかっていない為、定期的に健康診断を受ける事で早期発見に繋がります。 - 尿石症
尿石が形成され、尿路や膀胱に詰まることで痛みや排尿困難を引き起こします。初期の症状には、頻尿、血尿、排尿困難などがあります。尿石症は排尿時に痛みを伴い、早期の発見と適切な治療が必要です。
原因は飲水量の低下、栄養素の不足、ストレスなど。尿石症の予防には、適切な水分摂取や食事管理が重要です。
ブリティッシュショートヘアは抜け毛が少ない?
ブリティッシュショートヘアは名の通り短毛種です。
長毛種に比べると抜け毛は少ないですが、ダブルコートの被毛なので換毛期にはかなりの抜け毛があります。
よく「ブリティッシュショートヘアは抜け毛が少ないので週に2~3回のブラッシングでOK!」
という記事を見ます。
実際にブリティッシュショートヘアを飼っている私は、1日1回はブラッシングをしています。
あくまで個人的な意見ですが、換毛期以外も抜け毛は多く感じます。
毎日お部屋に掃除機をかけていますが至る所に抜け毛が落ちていたり、くっついています。
もちろんブリティッシュショートヘアでも猫によって抜け毛の多さは違います。
換毛期の抜け毛は特に多く、1日に2回程おこなっていました。
毛球症(飲み込んだ毛を体外に排出出来ず胃の中に留まってしまう)の予防のためにも換毛期には特にブラッシングが必要になります。
ブリティッシュショートヘアの飼育環境
一般的に穏やかで落ち着いていると言われているブリティッシュショートヘアですが、騒がしい環境は苦手です。
静かに過ごす事を好むので、1人暮らしや2人暮らしの家庭がおすすめです。
普段は落ち着いているブリティッシュショートヘアですが、遊ぶ事も大好きです。
肥満になりやすい事もあるのでキャットタワーや、しっかり体を動かせるスペースも必要になります。
ブリティッシュショートヘアの注意点まとめ
ブリティッシュショートヘアを飼う際には、適切な食事に適度な運動と住みやすい環境づくり、被毛のお手入れ、その子に合わせたスキンシップが大切です。
病気には特に気を付けたいので早期発見早期治療を心掛け、少しでも長く一緒に暮らせるようにケアや管理を怠らないようにしましょう!
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